「思い出の歌は何ですか?」その一言から、人生の物語が始まる。
- 尾飛良幸DMT

- 7月15日
- 読了時間: 3分
今日は、99歳の小熊さんが歌ってくださった「湖畔の宿」の動画を公開しました。
たくさんの方にご覧いただき、本当にありがとうございます。
その中で、とても嬉しいコメントをいただきました。
「素敵です。感激しました。私も母に、思い出の歌は何?と聞いてみようと思いました。」
この一言を読んだとき、とても気持ちが上がりました。
実は、僕が「青春の一曲セッション」で本当に届けたいのは、歌そのものではありません。
「思い出の歌は何ですか?」
その一つの問いから、人の人生の物語が動き始めることなんです。
歌は、自分と切り離せない。
以前、「青春の一曲セッション」に参加してくださったともえさんが、こんな感想を書いてくださいました。
「歌と自分が、思っていた以上に切り離すことができない、一体であるものだと感じています。」
僕は、この言葉を読んだとき、「まさにそうなんだ」と思いました。
歌は、ただ音程やリズムを楽しむものではありません。
その歌を聴いていた頃の景色。
一緒にいた人。
夢中になっていたこと。
嬉しかったことや、悲しかったこと。
そういう人生の記憶まで、一緒に運んできてくれます。
だから、一曲の歌には、その人の人生が映っているんです。
母に聞いてみたら、意外な答えが返ってきました。
実は僕も、母に聞いたことがあります。
「思い出の歌は何?」
僕の母は、キリスト教の牧師の娘です。
だから、教会の賛美歌が返ってくると思っていました。
ところが返ってきたのは、
「美空ひばりさん。」
意外でした。
「どうして?」
と聞くと、そこから母の青春時代の話が始まりました。
当時の暮らし。
家族のこと。
教会で育った日々。
そして、どうやってその歌に出会ったのか。
たった一つの質問から、僕の知らなかった母の人生が見えてきたんです。

歌は、家族の会話を始めてくれる。
今回いただいた、
「母に思い出の歌を聞いてみようと思いました。」
というコメントも、きっと同じことなんだと思います。
歌をきっかけに、家族の知らなかった物語に出会う。
それは、歌を録音すること以上に、大切な時間なのかもしれません。
だから僕は、この活動を続けていきたいと思っています。
あなたにも、思い出の一曲はありますか?
青春の一曲セッションは、歌の上手さを競う場所ではありません。
「思い出の一曲」を通して、今の自分の声と、もう一度出会う時間です。
もし、
「この歌には特別な思い出がある。」
そんな一曲があるなら、ぜひ一緒に、その物語を残してみませんか。
歌はゴールではありません。
あなたの人生を、誰かへ届ける船なのです。
▼青春の一曲セッションはこちら







コメント