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歌詞は、書いた時に完成するんじゃない。歌って初めてわかること

4 分前
読了時間: 3分

歌詞を書いていると、

「これでいいのかな」

「もっとカッコいい言葉にした方がいいかな」

「ちゃんと意味が伝わるかな」

と、止まってしまうことがあります。


でも僕は、歌詞って書いた時点ではまだ完成していないと思っています。

歌ってみて、初めてわかることがあるんです。

たとえば、

「傷つかぬ」 「傷つかない」

意味はとても近いですよね。

でも、歌にすると全然違う。

音の長さも違うし、言葉の硬さも違う。 メロディーに乗った時の響きも違う。

「傷つかぬ」の方が、その曲の世界には合うかもしれない。

でも実際に歌ってみたら、

「こっちじゃないな」

となることもある。

同じように、

「生きてゆく」 「生きていく」

これも、文章として読んでいるだけでは、どちらでも成立します。

でも声にすると、景色が変わるんです。

メロディーとの相性。

歌っている人の口に馴染むか。

その言葉を本人が本当に言いたいと思えるか。

ここは、机の上だけではわからないんですよね。

だから実際の曲作りでは、

書く→ 歌う→ 違和感に気づく→ 直す→ また歌う

ということを何度もやります。

僕は、この時間がすごく大切だと思っています。


違和感は、失敗じゃない

作詞を始めたばかりの人ほど、

「一度書いた歌詞を直すのはダメなんじゃないか」

と思ってしまうことがあります。

でも全然そんなことはありません。

むしろ、

「なんか歌いにくい」「この言葉だけ自分じゃない感じがする」

という違和感が出てきたら、それはとても大事なサインです。

曲が、

「もう少しこっちだよ」

と教えてくれているのかもしれない。

僕は、歌詞を削ったり、言葉を変えたりすることを、

「最初の歌詞が間違っていた」

とは考えていません。

歌うことで、本当の言葉に近づいていく。

そんな感じです。

自分の歌だからこそ、あとからわかる

誰かのために書かれた歌を歌うのとは違って、

自分で歌詞を書いて、自分で歌うと、

「あれ、僕って本当はこんなことを言いたかったんだ」

と気づくことがあります。

面白いですよね。

歌詞を書いている時より、歌っている時の方が、自分の気持ちが見えてくることがある。

だから曲作りって、作品を作るだけじゃない。

自分との対話でもあるんです。


最初から完璧な歌詞を書かなくてもいい

作詞をやってみたい人に、僕がいちばん伝えたいのはこれです。

最初から、

「名曲を書こう」

なんて思わなくていい。

とりあえず書いてみる。

声にしてみる。

歌ってみる。

すると、

「ここ違うな」 「こっちの言葉の方が僕らしいな」

と、少しずつ曲が育っていきます。

だから最初から完璧な歌詞を書かなくてもいい。声にして、直して、育てればいい。

4ヶ月の音楽ライフ・デビューツアーでも、大切にしているのはそこです。

歌詞を書いて終わりじゃない。

歌いながら、自分の言葉を見つけていく。

そして最後に、

「これは自分の歌だ」

と思える一曲を、この世界に残していく。

曲作りって、もっと自由でいいんです。 ♪4ヶ月の音楽ライフ・デビューツアー

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