※このブログで紹介しているメソッドは基本的に尾飛良幸オリジナルです。
私は、音楽自体もう40年以上やってきています。
そして、教える仕事はもう30年になります。
特に歌を上手に歌うためには、どうしたら良いかと言う事と、シンガーソングライターとして活動していく方法を、教えてきました。
30年間レッスンをしてきて、音楽からたくさんのことを、教えてもらいました。
1番強く理解できたのは「誰にでも才能がある」と言うこと。
そして、その才能が引き出せないのは「多くの思い込み」によって才能がブロックされているからだ、と言う事。
その思い込みやブロックが外せさえすれば、私たちは計り知れない才能を持った存在だと、ほんとに思います。
例えば、ボイトレを受けてない方々が出してる声は、実は本当の声じゃありません。
本当の声が出てきたときに、初めて「今までは本当の声じゃなかったんだ」と言う事を、知ることができます。
思い込みや心のブロックは、気づかなければ外せませんので、まずは「気づく」と言うステップが、重要です。
この「気付けるヒント」は、端から見ていると、意外と簡単に見つけることができると思います。
それは何か「不自然なこと」をしている部分が、ヒントだからです。
例えば『不自然なくらい大きく息を吸い込む事をしている人』
もちろん歌を歌うときに、空気はたくさん吸った方が良いのですが、この吸い込み方が、端から見ていて「不自然」に感じる場合、そこに何か間違った「思い込み」や才能が「ブロック」されているヒントが隠されています。
もしかしたら「自分は肺活量が少ないから、たくさん息を吸わないと、声が出ない」と、思い込んでいるかも知れません。だとしたら、その人は他の人よりも、より大げさに息を吸おうとしてしまうでしょう。
何かを、無理にしようとすると、体は自然と緊張しこわばってしまい、より豊かな声が出ないように、なってしまいます。
他の例では、歌うときにフラフラしてしまう人がいます。
こういう人は、歌は体の力を入れずにリラックスして歌わなければいけない、と言う「言葉が足りない思い込み」をしている場合があります。
もちろん、歌では体の力は抜く方が良いのですが、インナーマッスルの力まで抜いてしまうと、声は出なくなります。なので、体がフラフラしてしまうほどの脱力は、逆効果と言うことになります。
このように、誰かが言った一言や、学校で断片的に習った知識、あるいは両親に小さい頃から言われていた言葉や教育などによって、自分の才能が、逆に引き出せないようになる「ブロック」がかかっている場合が多いです。
これを、自分自身で外す事は、非常に難しいと思います。
そのために現在では、「コーチング」などで、第三者に話を聞いてもらったり、自分の行動を客観的に観察してもらうようにして、才能にブロックをかけている部分を、外してもらう人も増えてきましたね。
この歌での出来事は、他のことにも大いに当てはまります。
例えば、自分がやりたいことがどうしてもできない人がいた場合、私はその人はそれができる才能はあると思います。でも、それができない「何か悪い癖」をしていると感じています。
何か余計なことをしている、何か思い込みで不自然なことをしている、それが見抜ければ、大いに自分の才能は開花していくことになります。
なかなか、自分自身では難しい部分ですが、なるべく多くの方に、自分のことを尋ねてみると、良いのではないでしょうか?
きっと、素敵なヒントがもらえると思いますよ。
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