以前業界関係者で「エンターテイメントは夢を売る仕事だから、嘘でもみんなが喜べが良いんですよ」と言ってた方がいました。
「目的達成」と考えれば、それはそれで良いんだと思うんですが、なんだか腑に落ちない。
確かにね、今でも私も自分の歌を録音した後に、音程やリズムを機械で直して、綺麗に整えたりしてますから、それもある意味「嘘」ですよね。
だって「生そのもの」ではないですから。
ちなみに今どのくらい歌が機械で上手にできるかは、こちらのブログに書いてみました
まあ、捉え方によっては「お化粧」という感じなのかもしれませんね。
でもそれはライブで聞けば「今までのあれは、機械で上手にしてたんだな」ってばれますから、そういう意味でも、ライブで上手に歌えるように、日々練習は続けないといけないなと思うんですよね。
以前ネットかどこかで、某有名アーティストのコンサートで「影武者がいる」というのを読んだことがあります。
本当かどうかはわかりませんが、ちょっと驚きました。
アリーナライブで、ステージで歌っているように見えているのは、実は特殊メイクをした影武者だというのです。
その時に大スクリーンに映し出されているアーティストの映像は、リハーサルで収録したものを流していると。歌も、事前に録音されたもの。
その間、アーティストは楽屋で休息と次の着替えをし、スタンバイ。
そして、次の曲になったら、違う場所から突然現れて、ファンはびっくり!
ということなのだそうです。
そんなことあるのかなあ〜と思うのですが、先ほどの関係者が言っていた「エンターテイメントは夢を売る仕事だから、嘘でもみんなが喜べが良いんですよ」という言葉が、ふと頭をよぎりました。
これも捉え方によっては「お化粧」のようなものなのでしょうか。
個人的は、ちょっとここまでくると違うんじゃないかなと、何か違和感を感じています。
今、世の中では「まるでうまくいっているように、見せかけだけで誤魔化していたものが、どんどんと崩壊している」と、色々な方面で耳にします。
音楽業界は、どうなのでしょうか。
ある意味「見た目が命」みたいな部分もあるので、どこか何かが崩壊する部分が出てくるのでしょうか。
もしそうならば、ますます「本当の実力」が問われる時代になるわけですので、なおさら私たち表現する側の人は、努力しなくては!
頑張ります。
歌のトレーニングをしたい人はこちらもご覧くださいね。
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