【声は何故どうやって身体中に共鳴するのか】

長年、声の共鳴について日々探求を続けてきましたが、一つちょっとした結論が見えたので、ここにまとめてみたいと思います。

声帯から骨伝導へ


声帯で発声された声は、最初に咽頭に響きます。 咽頭は筋肉で覆われた空間なので、その響きだけでは外に発声されるには不十分です。 なので、咽頭で響いた声は、首の骨(第一頚椎と第二頸椎)に伝達されます。




上図で見ればわかるように、この2つの頚椎が咽頭に対してとても大きな面(ざっと4センチくらいあると思います)で接しているのは、共鳴を受け止めるにはとても好都合です。


共鳴は頸椎からさらに全身へ

この2つの頸椎(第一頚椎と第二頸椎)に声が伝わると、そのあとは骨伝導で高音は頭蓋骨へ、低音は胸部へ伝達され声はより豊かに共鳴され、声量があがり、ききごこちの良い素敵な声となって発声されます。

頭蓋骨共鳴への発展


声帯で発声された声は、咽頭で響きを得て首の骨(第1第2頸椎)に伝わります。

その振動は

                 「頭頂骨」

                  ↗︎ ↘︎ 「声帯」→「咽頭」→「頸椎」→「後頭」   「前頭」                   ↘︎ ↗︎                  「蝶形骨」


という順番に伝わり、この頭蓋骨全体の共鳴を「頭蓋骨共鳴」と言います。 特に高音を担当する響きですね。






鼻腔共鳴との違い


よく「眉間に声を響かせましょう」と言いますが、眉間にある骨は「前頭」ですので、蝶形骨がストレスなく自然な良い状態で振動していれば、当然眉間も綺麗に共鳴を始めます。


また「鼻腔に声を響かせよう」という指導もありますが、軟口蓋を開いてしまい、空気を鼻に流すことが「鼻腔に響いている」と勘違いしている人が非常に多いですが、それは間違えで、単なる「鼻声」です。 (そうやって指導しているトレーナーも、非常に多くとても危惧していますが、、)


鼻腔も蝶形骨に隣接していますので、やはり蝶形骨の良い状態が必要になりますね。


より良い共鳴を目指して

これら各セクションは、互いに協力しあっていますので、一箇所だけを改善しても良くなりません。

しかし、このように理想的な発声ができている方は、あまり多くはありません。 色々な悪い癖で、本来正しくできるはずの事ができなくなっています その「悪い癖」がなんなのか、を見極められるか、それがトレーナーの力量といっても過言ではありませんね、

体の良い状態は、足の裏からしっかり丁寧に姿勢の矯正をすること(つまり体が整った状態)によって得られるものですので、やはり日々の体のメンテナンスが大事になりますね


まずは焦らず、一つ一つ体への親切を積み上げていきましょう。

#尾飛メソッド


画像提供@visiblebodyに感謝します

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