息を吐く練習の2つのイメージ(歌の呼吸法)
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息を吐く練習の2つのイメージ(歌の呼吸法)

更新日:2023年9月14日

※このブログで紹介しているメソッドは基本的に尾飛良幸オリジナルです。


こんにちは。ボーカルトレーナー/作曲家/シンガーソングライターの尾飛良幸です。


息を吐く(呼気)ときのイメージは、息を発声に繋げていく上で、非常に大事なことです。

呼気の練習には、2つのイメージ練習があります。


まず、一つ目のイメージは、自分が『スプレーの缶』になったようなイメージをし、息を自分の向かいの壁に吹きつけるように吐く、というものです。この練習をすると、口元が広がることなく、息を口の中心から前に送り出す感覚が掴みやすくなります。口から細い息が出るようにイメージしましょう。


そしてもう一つのイメージとして、英語の "S" の音で「スー」と息を送り出す練習があります。この練習では、歯と歯の間に空気が集まり、それが圧縮されて口から出ていくイメージを持つと良いでしょう。この練習をすることで、声を出す際の空気の流れに近い状態を覚えることが出来ます。まずは正しい息の吸い方をした上で、空気をしっかりと送り出す練習をしましょう。

スプレー


これらの練習に慣れてきたら、次に声を出す発声の練習につなげていくようにします。

この場合、短く息を吐く練習と、長い呼吸との両方を行うようにします。


短く吐く場合、できるだけ短くスタッカートのように吐きます。この時、腹筋(腹直筋)に、瞬間的な力が入らないように気をつけることが必要です。呼気の出だしで腹筋に力が入ると、実際に声を出したときに音程が揺れる原因になります。


長い呼吸の場合は、歌を歌う際に非常に役立ちますので、より長く吹き出すようにしましょう。約20秒から25秒間、まっすぐに息を履き続けることができると、歌唱力を飛躍的に向上させることができます。


息を吐く練習は、歌を歌う時だけでなく、日常生活でも練習できるものです。

ぜひ、日々途切れることなく行なっている呼吸で実践してみてください。


私も長年の経験から、この練習が音楽の世界で大いに役立つことを実感しています。

皆さんもぜひ取り入れて、ぜひ自分の声の素晴らしい魅力を引き出してみてくださいね。


 

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