20年前に予見してた?「時代を変えろ 風を呼べ!」
top of page

20年前に予見してた?「時代を変えろ 風を呼べ!」

いろいろ日本のニュースや世界のニュースで、コロナの問題などほんとに様々なことが、分刻みでどんどん変わっていく状況を、私も目の当たりにしています。


ご存知の通り、音楽業界も非常に大変な時期だと、私は個人的に思っているのですが、やはりイベントが作れないっていうのが、これほどまでに音楽業界に大きな影響与えるのだというのを、改めて肌で実感してる感じです。


もともとの音楽の歴史を考えてみると、これは「元の状態」に戻っていってるのかなって思ってるんですね。


私は昔からレッスンで言ってるんですけど、「レコードがない時代の音楽家が、どういう風にして生きてたか」を考えて、それを基準に楽活動していくといいよと。


そうするとやはり「300人のファンを持つ」というのが、一番基本的な活動の基盤になっていきます。

ですのでレッスンでは「300人のファンを作ろう!」と、話をよくしてたんですね。


ここにきて、もうほぼレコーディングされたものは『ただ(無料)』と言う状態になりました。


例えば、サブスクで「何回聞かれたらお金がいくら入る」とか「YouTubeで聞いてもらったら広告収入が入る」などありますが、それはやはりファンの数が多い人に限っての話ですよね。


フォロワーが10,000人いるとか登録者が10万人いるとか、人数が多い人の話です。

そう考えると、ある一定数の人数がいる人が『プロ』

一定数に届かない人は『アマチュア』と言う、新しい「プロ」と「アマ」の線引きがされてきています。

今までは、メジャーレコード会社と契約できるか、できないかが、プロとアマの線引きでしたが、今は登録者数の数が「プロ」と「アマ」の差になってくる、と言うことになりますよね。


そうすると、もうすでに「音楽の良し悪し」での「プロとアマの時代」は終わっている、と言っていいと思うんですよ。

そしたらどんなに音楽の質が悪くても、人数さえ手に入れてしまえば、もう「プロなんです」って言ってしまっていい時代に、なっちゃいましたね。


これは、半分うれしいことでもあり、半分悲しいなと感じるのも実際です。

やっぱり、自分を応援してくれるファンが「音楽」で増えてくれるんだったらいいんですけど、企画や面白さ目新しさで、ファンが増えていってしまう、というのは音楽をやってる人間からすると、ちょっと悲しいなって感じがしちゃいます。



もちろん私も、自分の歌で「チャンネル登録者数」を増やすというのは、とても難しいなと思ってます。

むしろ私の場合は「ワンポイントボイトレの動画」の方が、皆さん楽しく見ていただいてると思うわけで、そうなると「人数で勝負する」という視点から考えると、やはり自分の歌を公開するより、ボイトレ動画を公開していく方を、重点的に動画アップすると言うことになったり、SNSのコメントも、周りの人が求めているもの(ボイトレ)に、対して答えていくようなことに、なっていくなぁって思ってます。

これはなんとも言えない、もどかしい気持ちですね。


それでも、やはり「オリジナル曲」を歌い続ける、そして最終的には、その自分の歌に関心を持ってくれたり、共感してくれる人が、本当の意味のコアなファンになる、と意識をしておかないと、途中まで違うことや話題性だけで人集めをして、いざ「自分の歌を歌います」って言った瞬間に、そういう話題性だけで集まった人は、ぱーって離れていっちゃうんですよね。


これは、いくつかそういう人たちを、私はこれまで見てきたんです。

違う分野で大成功してる方が、ある時突然、自分のオリジナル曲を作って自分のコンサートをやります、と。

後になって「もともとシンガーソングライターをしたかったんですよ」と言い始めて、周りがびっくりするという状況。


だけど、自分が本当にやりたいことを、ずっと表に出さず、商売がうまくいく方の活動をメインにやってきて、ある程度お金に余裕ができて、人もたくさん集まってきたところで、じゃぁシンガーソングライターですって、いきなり「あり方」が変わると、やっぱりね集客できないんですよ。



ファンの方は、その方の歌じゃなくて、違うところに魅力を感じて、集まってきてくれてますから。

だからほんとに「歌」の集客って、普通の集客じゃないんですよね。


非常に特殊な、ファンとの関わり合い方になります。

だからこそ、より丁寧に音楽作りをするし、ファンの方にも愛を持って寄りそい、歌をお届けする姿勢が大事だなと思うんです。


いずれにしても、今時代がほんとに大きく変わってきましたね。


そんな私が、今自分が過去に作った自分のオリジナル曲に、非常に背中を押してもらってます。

特に、ちょうど20年ほど前に作ったオリジナル曲『銀河』が、まさに今のこの時代『風の時代』を、予期してたんじゃないか、と思うような歌詞なんですよね。


下に歌詞を貼っておきますが、歌詞の中に

『時代を変えろ 風を呼べ』

と言う言葉が出てくるんです。


今、「風の時代」になったと言われてますけど、20年前の私は、何か新しい時代の幕開けを、肌で感じてたのかもしれないですね。


今まさに「時代を変えよう!」と風を呼んで僕らの行く道を、切り開いていこう!と。

僕らが、僕ら自身の道を切り開いていこう!

誰かが用意した道ではなくて、僕らが自分の生きる道を、切り開いていこう、と言う時代になってきたんだと、改めて思いました。


ぜひこの「銀河」も、皆さんに聞いて欲しいなと思います。


そしてそれが、たった1人の方でも「生きる勇気」や「希望」「明日への光」になってくれたらいいなと、思っています。

皆さんが、毎日命をかけて生きている事を、心からお祈りして、応援しています!


みんなで、新しい時代を切り開いていこうね。



「銀河」 作詞作曲編曲:尾飛良幸


長い坂道をのぼり 右へまがれば 星が待ってた

いつからかそんな空も 見えないくらい うつむいてた


醜い人の 心 許せない 弱い自分

気づくのは怖いけれど 今一人優しくなる


光を しめせ 声上げて

そらした瞳を 呼び戻せ

時代を変えろ 風を呼べ

僕らのゆく道切り開け!


信じた人の裏切り 欲にくらんだ社会の歪み

まだまだ自信なくても 本当の強さわかってるよ


幼き頃の夕暮れ 笑って歌った記憶

欲張ること知らなくて 追いかけた未来だけ


こころに届けこの歌が

忘れてた景色に色を染め

生きるよ強く全身で

迷いを隠したりしないよ


~間奏~


流されて 転がった ずるい過去の

崩れた命 今越えるよ 明日へ!!


光を しめせ 声上げて

そらした瞳を 呼び戻せ

時代を変えろ 風を呼べ

僕らのゆく道切り開け!


こころに届けこの歌が

忘れてた景色に色を染め

生きるよ強く全身で

迷いを隠したりしないよ


(落とし)

光を しめせ 声上げて

そらした瞳を 呼び戻せ

時代を変えろ 風を呼べ

僕らのゆく道切り開け!


光を しめせ 声上げて

そらした瞳を 呼び戻せ

時代を変えろ 風を呼べ

僕らのゆく道切り開け!


僕らのゆく道切り開け!


NA NA NA~♪ 僕らのゆく道

NA NA NA~♪ 迷いを隠したり



 


この曲も収録されている尾飛良幸全曲周「OBI-X」大好評発売中です!

体験レッスンも受付中です



閲覧数:44回0件のコメント
bottom of page