※このブログで紹介しているメソッドは基本的に尾飛良幸オリジナルです。
声が小さくて、人によく聞き返されてしまう。
お腹から声を出せるようにしたい。
と言う方も、実は結構いらっしゃいますね。
声が小さい人は、どうして小さいのか。
色々原因はありますが、逆に声の大きい人で考えてみると、ちょっとヒントがありそうです。
声の大きい人に聞いてみると、2つの共通点がありました。
1、もともと家族の声が大きい。家はいつもにぎやか。
2、学生時代体育会系の部活をやっていた。
確かに、これは声が大きくなりますよね。
以前「声をお腹から大きく出したい」と言う生徒さんがいらっしゃいました。
レッスンで、普段の話し声からも声が大きくなり、歌もとても上手に歌えるようになってきました。
でも、その生徒さんは練習をやめてしまいました。
理由は、家にいる娘さん(すでに成人されている)に「お母さんの話し声が、昔よりうるさいから、静かにして」と言われたから。
これは、流石にぐうの音も出なかったですね。
つまり、この生徒さん自身が、お子さんが小さい頃から家族に対して「静かにしなさい!」と言い続けてきたんです。
声の大きさは、家庭環境とも関係があると言う事ですね。
体育会系の部活に入っていた人は、体育館やグラウンドで、毎日大きな声で掛け声を出したりしていたので、当然声は大きくなります。
運動に呼吸力は必須ですから、声を出す空気も強くなりますね。
そして、毎日大きな声を出すと「声帯」ももちろん強くなります。
なので体育会系の部活をやっていた方は、その後年齢を重ねて言っても、声はとてもしっかりしていますね。
スポーツにおいて「姿勢」はとても重要ですね。
これは「体幹」を安定させないと、正しいフォームで体が動かせないから。
姿勢が悪い人は、体幹に正しく力が入りません。
だから、トップレベルの選手ほど「美しい体つき」ですよね。
体幹をしっかり使う動きの一つに「重いものを持ち上げる」があります。
よく歌のレッスンで「机を持ち上げて声を出す」と言うものがあります。
これも「体幹」をしっかり使うので、声がお腹から出るようになるんです。
ただ、常に机を用意することはできませんから、机がなくても「体幹を意識しながら声が出せる練習」の一つを紹介しておきますね。
1、体の前で「大きな丸太」を抱えるような形の腕をフォームを作ります
2、膝を曲げて中腰になります
3、息をできる限り大きく吸い、吸ったところで呼吸をします
4、その丸太を持ち上げるように腰に力を込めます(猫背にならないように気をつけて)
5、そのまま声を出してみましょう
とても単純な練習ですが、効果ありますよ!
もしも「よく分からないなあ」と言う方は、おそらく「姿勢」が悪いと思います。
あるいは「吸ったところで呼吸」ができてないかも知れません。
この「吸ったところで呼吸」は、この↓動画で紹介していますので、参考になさってくださいね。
体験レッスンも受け付けていますんで、ご興味あればお申し込みくださいね。
ワークショップも開催中!
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