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寝付けない時、尾飛がすること

更新日:2021年7月15日

こんにちは。

最近、夜よく寝れてますか?


私が20歳の頃、不眠になっていた時期がありました。 布団に入って目を閉じると「このまま、もし死んでしまったら、自分はどうなってしまうだろうか。何も見えない何も聞こえない何も感じない、そんな状態が永遠に続くのか」と思い始めてしまい、恐怖で体が震え、ベッドもかぶって「こわい!こわい!」と、大声で泣きながら叫んでいたのを、今でもよく思い出します。




次の日のこともあるので、どうやったらスムーズに寝れるのかと、 あれこれ試行錯誤をしてみました。


私が1番効果があったのが、 目の前に時計を置き、それをじっと見つめ「朝まで絶対に寝ないぞと!」時計と競争すると言う方法でした。 1つだけ ルールがあって、それは『絶対に体を動かしてはいけない』と言うこと。 極力「瞬き」もしないようにしながら『寝ないぞ、寝ないぞ』と思っていると、 逆に知らないうちに寝てしまう、と言うものでした。


これは、非常に私にとって効果がありました。

その方法だと、私は確実に寝ることができたので、 普段からやるようにしていて、その結果不眠の時期は、抜けたんだと思います。




 

私のやってる音楽の仕事は、夜中に作業することも多く、 仕事をすればするほど、目が冴え頭が活性化していく仕事でもあります。

なので、その後寝ようとしても、これまた興奮状態が続いて、寝付きにくい状態になっている場合が非常に多いです。


昔と違って、最近は布団に入ったときは 『自分の体に業務終了のお知らせを言い、「体」さんに今日1日の感謝を言う時間』 になってます。



やり方は簡単です。

つま先から順番に、体のパーツパーツに心の中で声をかけます。 例えば 「つま先さん、今日も1日ご苦労様でした あなたが頑張ってくれたおかげで、今日も1日元気に歩くことができました。どうもありがとうございます。今日の業務はこれで完全終了です。もうつま先さんに、頑張ってもらう事はありませんので、どうか力を抜いて、ゆっくりお休みになってください。ご苦労様でした。」と言う感じです。


同じ容量で、つま先→かかと→ふくらはぎ→膝→太もも〜〜などなどなど、足先から頭のてっぺんまで、順番に声をかけていきます。

最後に、体全体に向かって 「はい皆さん、これで全ての業務終了です。今日も本当にありがとうございました。力を抜いて、安心してお休みください」 と声をかけて、後は 呼吸に意識を向けていると、自然と寝てます。 これをすると、次の日は非常に爽快に目が覚めて、1日元気よく動けることが多いです。


 

特に最近は、歯茎と眼底と鎖骨の下の3箇所に、力が入っていることが多いので、まずその3箇所から『業務終了のお知らせ』をするようにしています。

こうして『次の日、体が楽になる状態』を前の日から準備してあげることで、やりたいことがスムーズにスタートできるので、自分自身にも否定的にならず、結果的に自信になって返ってくることが多いですね。



 

さてさて、なんでこんな話をするかと言うと、歌のレッスンでは3つのことを、練習していきます。 1つは技術力 2つ目は表現力 そして、3つ目が心の統制力。 心の統制力は、最終的に歌にとって非常に大事な部分になります。

睡眠を安定して取ることができる心の状態を作る事は、歌が上手になるポイントでもあります。

心と体が整うと、自然と声も良くなって歌は非常に 上達しますよ。

自分の声や、体の状態をより詳しく知りたい人は、声診断にも気軽に来てくださいね。


それでは、今日も遊び心と正しいフォームで、豊かで楽しい音楽ライフな1日を!



尾飛良幸の


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