※このブログで紹介しているメソッドは基本的に尾飛良幸オリジナルです。
声が出ないなああ。すぐ声が枯れちゃうなあ。
と言うことで私のボイトレに来る方は、もちろん多いです。
そしてもちろん全員が「声の出し方教えてください」となります。
でも、私が最初に教えなくてはいけないことは、声を出さない部分のことなんです。
歌の練習はスポーツの練習と同じです。
なので例えばサッカーなら、ボールを蹴ってゴールにいれる練習をしますよね。
でも、そればかりしているわけではありません。
ボールを蹴る前に、するべきことがたくさんあります。
走り方がフラフラしてては、ドリブルもできませんし、飛んできたボールを正しく受け取ることもできませんね。なので、当然体感が揺れないようにする練習が必要になります。
歌も同じように、上手に歌うための前にするべきことがたくさんあるんです。
例えば、歌では「喉を開けましょう」とよく言われます。
でも実際歌っている最中に、喉を開けることはかなり難しいです。
ではどうするか?
実は、歌う前の「息を吸う」時に、喉を開けるんですね。
そうすると、歌っている時も喉が開けやすくなります。
どうやって、吸う時に喉を開けるのか。
それは、まず首の位置を正しくする事が大事ですね。
(首の正しい位置については過去のブログをご参照ください)
首の位置を正しくするには、体の姿勢を正しくしなくてはいけません。
姿勢を良くするためには、足の小指にちゃんと力が入っている必要があります。
と言うように、喉を開けて歌うためには、その前にするべき事がたくさんあります。
つまり、つまり発声とは「声を出す前に勝負がついてる」ということです。
ゴルフでも、ボールをよく飛ばすために、バックスイングが大事ですよね。つまりボールを打つ前が大事、と言うことと同じなわけです。
良い声を出すには、良い声が出る体にしてあげることが大事ですね。
体づくりは、日常の習慣でできてきます。
普段の生活でも「正しい姿勢・正しい口のあけ方・正しい呼吸」にするように気を付けてみてください。
それだけで、本当に楽にそして自由に声が出ますよ。
個人的に、詳しく声の出し方を知りたい方は、体験レッスンや、オンラインのグループレッスンにご参加くださいね。
尾飛良幸の
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