老声(おいごえ)改善法


【目指せ!プロシンガー】

・影技その5「老声(おいごえ)は保って出そう」


こんにちは。


今回も、私が25年間で3,000人以上のボーカルレッスンで築き上げてきた「歌が上手になる技」を、シリーズで紹介していきますね。

特に今回は35歳以上の方に、関係が深い内容ですよ。

さて、それでは早速クイズです。

・Q:「老け込んだ声」には何が直接的に効果的でしょうか?

1:ボードゲーム

2:ネット回線のスピード

3:保つ力

さて、正解はどれだと思いますか?




正解は。

「3:保つ力!!」




見た目同様に、声も老化しそれは【老声】と言われます。





では「老声」チェックしてみましょう。

いくつ、当てはまりますか?



最近わたし…

 ・姿勢が悪くなった

 ・マスクのせいもあり、表情筋が動かなくなり、顔のシワが深くなってきた

 ・大きな声が出にくく、小さく弱々しい声になってしまう

 ・20秒以上声をのばせない、震えてしまう。  ・長く息を伸ばすと、太くなったり細くなったりと安定しない

 ・声がかすれて出しにくく、聞き返されることが増えた

 ・以前出ていた高音が出なくなり、低く暗い印象の声になった

 ・録音すると鼻にかかって潰れたような声になっている

 ・滑舌が悪くなった

 ・話す速度が遅くなってしまう

 ・カラオケで音程が取りにくくなってきた

 ・話し声に抑揚がなく、一本調子になってきた


もし3つ以上当てはまれば、それは 【老声(おいごえ)】です。



【老声】は、シニアの方だけでなく、若い人でも「老けた印象」になるので、要注意です。


しかも、ここ最近の自粛ムードとマスクの使用で、さらに【老声】化が加速しています。


シンガーにとって恐怖の一つは、声が老いること。

「あの歌手、昔より声出なくなったよねえ」と言われることは、耐え難い精神的ショックです。


老化現象は主に「見た目」の話に注目が集まりますが、見た目を良くしても、声の老いは進行してしまいます。



でも逆に、声を良くするトレーニングをすると、見た目も元気になります。

ボイトレは、体の内側から本来の自分を蘇らせるトレーニングと言っても、過言ではないでしょう。






ネット上で主に紹介されている【老声】の改善方法は

 ・足腰の運動不足に注意する

 ・笑顔で話す

 ・息を深く吸って吐いて話す

 ・音程を高く話す

 ・言葉の第一音を意識する

 ・肌の調子が悪いときは、喉を無理に使い過ぎない



これは当然必要ですし、改善方法は他にもたくさん紹介されていますので、今回はそれ以外で非常に重要な改善ポイントを紹介します。



歌では、その練習ポイントが11項目あります。今回はその中から下記の3つのポイントをお話します。



1声のアタリ/響き

→声が豊かに響き、相手に印象の良い声になります


2発音

→相手に聞き返されないクリアな発音になります。

(ここでは「文章を流暢に読む為の発音」ではありません)


3音程

→話し方に抑揚が出て、聴いてる相手が楽しい気持ちになります。





さて、これらを行うために何をすると良いのかを、あげてみましょう。

 ・横隔膜を下げる

 ・肋骨(肋間筋)を引き上げる

 ・声帯をきちんと閉じる

 ・喉を開ける

 ・音程を動かす

 ・抑揚をつける

 

これね、一時的にやろうと思えばできます。



でも問題はこれらを「継続する筋力」が衰えていることなんです。

それを「老化」と言いますよね。


年齢だけではなく、若い人でも適度な運動やトレーニングをしないでいると、「継続する筋力」が衰えます。

入院している方が、筋肉が落ちて歩けなくなる感じと、似たようなものでしょう。



つまり今日のポイントは!

【保つ力】

では、なぜ保てなくなるのか?


もうおわかりのように、

「筋肉に力が入らなくなる」からですね


女性は35歳頃から、男性は40歳頃から

全身の筋肉が減り始めます。


そして男女共、50代になると「筋肉に力が入らなくなる」


こわ!



(若い人は、運動やトレーニングをすれば、比較的すぐに正常な状態に戻ります。)




では、「保つ力(声のための筋肉に力を入れ続ける力)」を身につける技を、やってみましょう。

☆練習1:9と10で呼吸(すいどめ)する


息を吐いた状態を「ゼロ」、一杯まで吸った時を「10」とします。

・10まで大きく吸います。

・吐くときは9まで吐きます。

・そしてまた10まで吸い戻します。

・呼吸をこの9と10の間で継続して行います。


実際の解説を動画で行なっています。


「尾飛良幸のボーカルストレッチ」より


☆練習2:9と10で呼吸(すいどめ)しながら、生活する


日常私たちも呼吸していますが、1回の呼吸量はそれほど多いわけではありません。

ですがその呼吸は、基本的には「吐いたところ」でされています。

それを、「吸ったところ」で行います。

つまり、上記「練習1」を日常的に行なってみてください、ということです。







いかがでしょうか?

ここで注意すると良いのは、

できなかったり忘れてしまっても、自分を「ダメ人間だ」と責めないことです。



もし将来的に、毎日継続する習慣がつくと、


・第一印象が明るく、表情も若々しく気持ちよく声が出せる

・元気で言葉がハキハキと、テンポよく明瞭で表情豊かで楽しい話し方になる

・しっかりとハリのあり響き声量があり「豊かな印象」安定した声が出る

・正しい音程で地声で高音が出る歌える


となっていきますよ。



ちなみに世界のトップシンガーでも、こうした地道なことは面倒臭いもののようです。

セリーヌディオンが、発声練習についてとても退屈だという話をしている動画です。






ぜひ今回の内容、試してみてくださいね^^



<尾飛良幸のオンラインレッスン>


(1)【15分無料声診断】声ドック

https://bit.ly/3eWXNzJ


(2)【zoomオンライン-マンツーマン-ボイトレ-3回基本体験コース】 https://bit.ly/30SNp7t


(3)【ボーカルストレッチ】

毎晩Facebookライブにて、尾飛良幸自身の練習も兼ねて「ボーカルストレッチ」を行なっています。 声を出す上で必要な姿勢と呼吸の練習を放送していますので、ご覧になってくださいね。

https://www.facebook.com/yoshiyuki.obi



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