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ファンの方々の情報管理の大切さ

執筆者の写真: 尾飛良幸DMT尾飛良幸DMT

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ファンの方々の情報管理の大切さ

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数年前、知人の事務所の女の子がネット生放送 初登場で、いきなり1000人の視聴者を集めてしまったことがありました。

その後の放送でも同様の人数が集まったので

「よし!ファンを集めたライブをしよう!」

となりました。

しかし、実際ライブに来た人数は10名足らず。。。

ネットの数字とリアルのファンとの人数のギャップに、事務所の皆さんは大変驚いていました。

かつてネットがない時代は「ファンクラブの会報誌」や「ファンレター」などによって、ファンとアーティストの信頼関係が深まっていました。

それは同時に「事務所が個人情報を預かっている」ということでもあり、事務所はその管理に大変気をつけていました。

さて、先ほどの女の子のライブになぜ人が来なかったか。

色々な理由はありますが、その一つが「ファンの個人情報を管理してなかった(あるいは管理ファイルを作ってなかった)」ということがあるかも知れません。

私のレッスンで、特にプロを目指す生徒さんにはかつてより「リアルなファンを300人作ろう」と言い続けています。

それは同時に「300人の個人情報が管理できる準備を今からしておこう」ということでもあります。

管理の仕方はエクセルなどのデジタル書類で管理する人もいれば、手書きのノートかも知れません。

方法はやりやすいもので良いと思いますが、大事なのは

「ここ(エクセル/手書きノート)に将来300人のファンの名前が並ぶんだ」と意識してファイルを管理しているかどうか、という点だと思います。

そうすると、そのファンの方々を より大事にしたい!という意識も生まれます。

先ほどの女の子は、ライブをするにあたって、ファン一人一人にそのお知らせをお届けする術がありませんでした。

それは、ファンの方の名簿がなかったから。

彼女はSNSを通じて「ライブをするので皆さん来てください!!」と、一生懸命呼びかけていました。

でもそれだけでなく、やはりファンの方を思い、一人ひとりに「ライブに来て頂きたい!」という気持ちを届けよう、という意識が大事なんだなあ、と思います。

それを明確に表してくれるのが、「ファンの方の名簿」なのではないかと、私は思っています。

また、そう意識することによって、逆に今度はアーティスト自身が

「みんなのために、素晴らしいステージができるように、自分も頑張って練習と準備をしよう!」

と決意が硬くなるものだと思います。

そうして迎えたライブ当日は、より素晴らしい時間と空間になりますね。

そういう意味でも、「ファンの方々の情報管理」は非常に重要です。

私自身も肝に銘じ、今後も皆さんからお預かりした個人情報は、しっかり大切に扱っていきたいと思います。

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[尾飛良幸(DVMS)ボーカルレッスン]の詳細はこちら↓です


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